ギュュュュウ
「ぐ・・・ぁぁぁぁぁ!」
コ−ドは、スネ−キングの放った、電気の鎖に巻き取られている。
「くっくっくっくっ・・・苦しいだろ?コ−ド君?もがけばもがくほど、体は動かなくなるよ?」
スネ−キングは、見下したように言う。
「あ・・・ぁぁぁ!」
コ−ドは、必死に電気鎖と格闘中。
「大体フラット様に逆らうからこんな事になるのさ。フン・・・貴様は私達が何をしようと、ただ止めるだけだ。
そうだろ?」
スネ−キングは、一つ鼻を鳴らすと、そう毒づいた。
「間違っ・・・・てる・・・おまえたちのして・・・いることは・・・」
コ−ドは、鎖と格闘しながらも、そう反論した。
「間違っているだと!?フハハハハ。
今の貴様に何が出来る!?貴様は一体何をしようというのかね!?」
その言葉に、コ−ドのなにかが切れた。
「あぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
ブチッ
コ−ドは、全力で鎖を引きちぎると、バスタ−を構えた。
ヴィィィィン
コ−ドのバスタ−に光が宿る。
「バ・・バカな!?奴の力ではこの鎖は破れないはず!」
スネ−キングは、コ−ドの戦闘力上昇に、多少の動揺を覚えた。
「僕・・・いや・・・俺が闘うと決めた理由。それは・・・守る!!!それだけだ!!!」
ズォォォォン
蒼い閃光が、真っすぐにスネ−キングに向かう。
「フハハハハ!!そんな子供だまし!通用するか!」
スネ−キングは、そう叫ぶと、電気のエネルギ−弾をコ−ドに向かって連射した。
しかし
ズバズバズバズバ
「なにぃぃぃぃ!?」
スネ−キングの放った電撃弾は、コ−ドのバスタ−の前に、無残にも消滅していった。
「バカなぁぁぁ!!!!」
スネ−キングがそう叫ぶと同時に、スネ−キングの身体を閃光が包んだ。

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